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〖魔法使いの嫁〗アニメ 各話タイトル和訳まとめ

アニメにっき
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はじめに

アニメ「魔法使いの嫁」の各話サブタイトルについてまとめています。

「これってどういう意味?」を知ると
「魔法使いの嫁」をもっと好きになるようなサブタイトルばかりです。

英語のフレーズだからと見過ごしてしまうには勿体ないくらい素敵。

心に留めておきたくなるような言葉に意訳してみました。

アニメ「魔法使いの嫁」のよさをもっともっと深めて貰えたら嬉しいです。

第1弾として 第1~3話のタイトルからまとめてみました。

「魔法使いの嫁」はアニメ作品が出会いです。

原作にまだ触れていないぶん理解の浅さはあるかもしれないけれど
各話ごとに最低3回は観返すほどに”好き”という気持ちは確か。

よろしければどうぞお付き合いください!

TVアニメ「魔法使いの嫁」公式サイト ©2017 ヤマザキコレ/マッグガーデン・魔法使いの嫁製作委員会

#1 April showers bring May flowers.

サブタイトル「April showers bring May flowers.」の和訳と解説

直訳すると

「4月の雨が 5月の花を連れてくる」

私は個人的に
「4月のにわか雨が 5月の花を咲かせる」
という訳し方が好き

イギリスではこのサブタイトルと似たようなフレーズがことわざとして使われるらしいです。

このことわざに込められた意味は…

意味

つらいこと苦しいことがあっても
乗り越えたその先には実りや幸せがある

「魔法使いの嫁」第1話の感想▸▹チセの表情の曇りが晴れる日を期待

エリアスに出会うまでは世界が苦しいものにしか見えていなかったチセ。

©2017 ヤマザキコレ/マッグガーデン・魔法使いの嫁製作委員会

決して 明るい表情ではないよね。陰りが見えます。

チセとエリアスとの出会いは
2人を取り巻く世界がどんな風になっていくのでしょうか。

チセの枷が外れる日、表情の陰りが晴れる日はくるのでしょうか。

第1話から 物語の実りを期待できそうなサブタイトルでとても惹かれます。

意味を仄めかした言葉って素敵だな。

#2 One today is worth two tomorrows.

サブタイトル「One today is worth two tomorrows.」の和訳と解説

直訳すると

「今日という1日は、明日という日の2日分の値打ちがある」

アメリカの有名なお方 ベンジャミン・フランクリン の言葉だそうです。

恥ずかしながら存じなかったのですが
色々調べているうちにこの人の自伝を読んでみたくなりました。

印刷業で業績を伸ばしたり、アメリカの建国に関わったり、雷の研究に貢献したり、眼鏡やストーブを発明したり…えっ本当に1人?と思った。

さて サブタイトルの意味についてですが…

意味

『今日』という1日を生きているうちは
『明日』は確かにやってくるかどうかはわからない。

そんなあてにならないものに賭けるより
今ある確かなものと向き合って生きることのほうが大切。

ということ。

「明日でいいや」って誰もが思うことなんじゃないかなあと思います。私もそう。

自分にとって本当に大切なことであっても
明日、明後日、そのまた明日と 遠ざかっていくことは往々にしてあるものです。

「今」って目に見えない捉えどころのないようなものなので
それを意識するっていうのは難しいこととは思います。

でも 「今 自分にとって大切なことをすること」が明日をもっと素敵なものにするかもしれません。

このサブタイトルは
今日という1日を大切にできたらいいな と思わせてくれるきっかけをくれる感じがする。

「魔法使いの嫁」第2話の感想▸▹チセの周りが賑やかになってきたね

さて この第2話は
お屋敷には欠かせないシルキーが登場し
エリアスの知り合いであるアンジェリカやサイモンとも出会い
何より リンデルさんの登場回でもあります。

リンデルさんは これまた 回を重ねるごとに私のツボにはまっていくのです。

好きです。でもみんな好き。

#3 The balance distinguishes not between gold and lead.

サブタイトル「The balance distinguishes not between gold and lead.」の和訳と解説

直訳すると

「天秤は金も鉛も区別しない」

この直訳だけ見るといまいち ぴんとこないかもしれません。

このフレーズの意味は…

意味

人間はみな平等である

金と鉛とでは人の世では 価値が違うものとされていますが
天秤はただ金の重さと鉛の重さとの違いを示すだけ。

金だから価値があるとか
鉛だから金より価値が低いとか
天秤からしたら そんなの知ったこっちゃないよ ということでしょうか。

「魔法使いの嫁」の物語に沿って考えると
ここでいう「平等」は「生も死も等しく与えらえるもの」ということを指しています。

詳しくは ネヴィンの言葉がサブタイトルの意味を語ってくれています。

「私たちは人間のように死ぬことを恐れない。
いつだって悔いの無いよう生きられるだけ生きるものだから。」

「私たちは訪れる”それ”がこの星の生き物すべてに等しく与えられるものだと知っているんだ。
生きることの苦痛も楽しさも。死ぬことの寂しさも悲しさも。
それに私は十分生きた。(略)
次の命は次の世代が引き継ぐ」

「生きる者が、死者を羨むものじゃない」

アニメ「魔法使いの嫁」第3話 ネヴィンのセリフより

ネヴィンの言葉が本当に素敵。

いつか訪れる「死」に対して どこまでも穏やかに捉えている感じがします。

平等に与えられた「生」がいつか終わることが寂しくて悲しいことではあるけれど
それを”受け入れる”という姿勢だから私もネヴィンに惹かれたんだろうな。

「魔法使いの嫁」第3話の感想▸▹チセのネヴィンとの出会いが変えたもの

ネヴィンとの出会いは
チセが「生きること」と向き合おうと思えたきっかけになったように見えました。

彼女は生きることを全うできずに
苦しみからの逃げ道かのように「死」に自ら近づこうとしていました。

そんな彼女がネヴィンの還りゆくさまを見てぽつりと心の声を漏らします。

「死にゆく様」を羨んだのではなくて、きっと「生き様」を羨んだ心の声。

素敵な出会いだったね。

©2017 ヤマザキコレ/マッグガーデン・魔法使いの嫁製作委員会 「魔法使いの嫁」公式サイトより引用

いつか終わることの寂しさも悲しさも受け入れて
苦しいことも楽しいことも 悔いの無いように向き合って
私も穏やかに還っていきたいものだなあ

と私も思いました。

〖ひとりごと〗続きます

たまらんです。

タイトルの意味を考えるにあたり、再びアニメを観ながら記事を書きました。

私は アニメを観て

このセリフよいなあ

ここの風景の作画が素敵

このキャラのここ可愛い/かっこいい

と刺さったシーンはレコーダーの編集で残すのが趣味です。

どのアニメを観ていても毎度そうなのですが
冒頭の数話は物語のよさにどっぷり浸かる手前なので
編集せずに録画したものをまるまる消去してしまっていることが多いです。

魔法使いの嫁もその例にもれずに第1~2話は消去していまして
編集し始めたのは第3話以降でした。

その第3話ですら ネヴィンの言葉を残していただけ。

この回なんて
ドラゴンの国の壮大な自然の映像美とか 壮大な曲や軽快な曲で場面の印象ががらっと変わる感じとか
何度でも何度でも観たい素敵な描写がいっぱいなんです。

映像配信サービスありがとう。

サブタイトルの和訳まとめ記事をずっと書きたいと思っていたので着手できてよかったです。

3話分でさえ書くのが難しくて時間がかかった…いかに普段ものを考えずに観ていたのかがわかりました。

24話分まとめ終えるのいつになるんだろうね。

〖続編〗第4話以降のタイトル和訳まとめはこちらから

〖追記〗未完なのですがちょっとずつ更新しています。

#4~5のタイトル和訳記事

#6~8のタイトル和訳記事

#9~10のタイトル和訳記事

#11~12のタイトル和訳記事

#13~14のタイトル和訳記事

#15のタイトル和訳記事

#16のタイトル和訳記事

#17のタイトル和訳記事

#18のタイトル和訳記事

#19のタイトル和訳記事

#20のタイトル和訳記事

#21のタイトル和訳記事

#22のタイトル和訳記事

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本ページの情報は2024年8月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。

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