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異動の寄せ書きメッセージが嬉しかった話

暮らしごと

新卒入社で約2年間勤めた職場から異動になるとき、頂いた言葉が嬉しかったお話です。

誰かを送りだすとき、何か言葉を贈りたい方の参考になれば

と思いながら綴ります。

〖ひとりごと〗寄せ書きメッセージを書くのは苦手です

寄せられるということは

メッセージをまとめてくださる方にも見られるわけです。

「1対1のメッセージ」とは思えず恥ずかしくなってしまうのです。

そして 単純に「何を書けばいいのかわからない」という思いが大きいです。

先輩やバイト先の目上の方に対してを例にすると

「ありがとうございました」「お体に気をつけて頑張ってください!」「応援しています」

はよく書いている気がします。

なんとなく当たり障りのなさそうな、例文から拾ったような言葉選びですね。

でも「頑張ってください」はプレッシャーになってしまうかな?と思ってしまい「うーん」と唸ったり。

難しい。

〖嬉しかった寄せ書き〗仕事ぶりを表す言葉

「冷静」「落ち着いている」「丁寧」

等々、上記は例です。

というか実際に書かれていてとても嬉しかったことです。自慢みたいになってしまった。すみません。

私自身、20代ならではのパワフルさとかもなくあまりぐいぐい突っ込んでいけるタイプではないです。

静かで控えめだという自覚があり、どこかでネックに感じていた節もあったので

そういうのを裏返したように”よいこと”として受け取ってくれる人がいたんだなあと思えました。

新しい場所でも、「冷静に、落ち着いて、丁寧に」を武器にできると思えました。

「不満も言わず黙々と仕事に取り組む姿」

も嬉しかったです。

人に何か主張するのが苦手だから淡々と黙々と目の前のことをこなしていただけなのですが。

でも見てくれている人はいたんだなあ

ああよかったなあと救われた気持ちです。

あなたのお仕事への向き合い方はこんな風に素敵でしたよ”

を伝えたら、その言葉はきっと相手の心の支えになります。

〖嬉しかった寄せ書き〗人柄を表す言葉

「笑顔」「温かく優しい空気感」「穏やか」

等々。

新しいところでも「人を癒せるように笑顔でありたいなあ」「穏やかでありたいなあ」

と思わせてくれました。

なんとなくそういう人柄に寄せていきたいなって気持ちになる。

表現の個人的な好みなのですが「~な空気感」という言葉選びがお気に入りです。

えっ空気感も醸し出せていたの?陰の者なのに空気感まで?って思った。嬉しい。

温かくて優しい空気をふんわりさせられるような人になりたいです。

“あなたのこんなところが素敵ですよ”

を伝えたら、その言葉はきっと相手の指針になります。

〖嬉しかった寄せ書き〗「頑張って」”+αの気遣い”は頑張れる

「体に気を付けて頑張ってください」

「元気に頑張ってね」

「自分らしく頑張ってください」

等々。

唯々ただただ「頑張らなければ」というプレッシャーは無く

「元気に乗り越えて行きたいなあ」と思えました。

気遣いの言葉を添えた「頑張って」がそう思わせてくれたのかな。

〖おまけ〗

「(前職場)の平均年齢が上がっちゃうね…。」

これ単純に笑えてとても好き。

何か良さげなことを書こうと変にこねくり回す私には書けないやつだ。

〖ひとりごと〗寄せ書きに救われている話

異動して3週間程が経ちました。

頂いた言葉の断片を思い出しては何度何度も胸のあたりのざわざわをなだめてくれました。

「仕事への姿勢」も「人柄」も、捉え方や感じ方は人それぞれで

私ってこんな風見えていたのか

こんなに色々な面があったのか

と気付ける機会になりました。

「こんな風に頑張ろう」「こういう人でいられれば乗り切れそう」と思えたんですよね。

「新たな一面」どころじゃなかった。

自分なりに頑張っていたことが

「空気感」を漂わせながら何かしらよい風を吹かせられたと思えたことが今の自信に繋がっています。

その人の新たな一面を伝えることがその人を救う

自分のことって自分が1番わかっているようでわかっていないんですね。

面と向かって「あなたってこんな人ですよ」って伝える機会は早々ないものだと思います。

だから誰かを送り出す際には、ぜひ文字にして伝えてあげてください。

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